ユーザビリティの向上・省スペース化を実現した
オートマチックグラインダ「DAG811」を開発

半導体製造装置メーカー・株式会社ディスコ(本社:東京都大田区、社長:関家 一馬)は、幅広いニーズに対応し、長年ご好評いただいているオートマチックグラインダ「DAG810」の後継機として、ユーザビリティ向上や省スペース化などを実現した「DAG811」を開発しました。
なお本装置はSEMICON Japan 2023 (12/13-15:東京ビッグサイト) に出展します。

開発背景

「DAG810」は2002年のリリース以来、半導体をはじめとした電子部品や光学部品など幅広い分野の研究開発や準量産に用いられています。さらに広がるアプリケーション要求に応えるため、操作性の向上、小型化など仕様を刷新した後継機「DAG811」を開発しました。
本装置では加工点の最適化により、需要が増えているパワーデバイス向けのSiCやGaN等の化合物半導体の研削ニーズにも対応しています。

特徴

ユーザビリティの向上

  • 装置内レイアウトの最適化により、ホイール交換が容易に
  • モニタサイズを10.4インチ(従来機)から15インチに拡大
    新GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を採用し、操作性が向上

省スペース設計

  • 従来機から12%以上フットプリントを削減
    〉設置面積は1スピンドル1チャックテーブルグラインダ(Φ8インチ対応)として
    世界最小クラスの約0.9m²

幅広い研削需要に対応

  • インフィードとクリープフィードの2つの研削方式に対応
    タッチパネル操作で手軽に切り替え可能
  • 加工点を最適化し、化合物半導体などにおいても良好な研削結果を実現

株式会社ディスコについて
当社は、半導体や電子部品の製造に使用されるダイシングソーやグラインダなどの精密加工装置、および装置に取り付けて使用する精密加工ツールを提供する「半導体製造装置メーカー」です。これら製品に加え、装置とツールの利用技術の提供によりお客様の最適な加工結果を追求してきた結果、国内外のデバイスメーカーおよび半導体受託製造企業などに広く、当社製品・加工技術が採用されています。
詳細については、ウェブサイトwww.disco.co.jpをご覧ください。

お問い合わせ

株式会社ディスコ 広報室


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