健康経営への取り組み

ディスコでは、従業員の安全・健康を最優先事項の⼀つとしてとらえており、2005年より安全・健康原則を定め、さまざまな施策を行ってきました。2013年度より経営目標の一つとして「健康一級」を掲げて活動を展開し、健康経営の強化に取り組んでいます。
活動にあたっては、従業員一人ひとりの日々の活動の中に、特別なこととしてではなく、自然な形で健康施策を取り入れています。また、ディスコが長きにわたり培ってきた組織経営施策(個人WillPIM活動DISCO VALUES)とも融合を図ることで、ヘルスリテラシーの向上や、従業員の生産性の向上、さらには中長期的業績向上へと繋げています。

外部格付け

継続的な健康経営への取り組みが評価され、ディスコは、経済産業省と日本健康会議が推進する「健康経営優良法人」に選定されています。
詳細につきましては、経済産業省のウェブサイトをご覧ください。

2024 健康経営優良法人

健康をサポートする組織体制

2019年度からは、これまで以上に保健事業の実効性を高めるために、産業保健スタッフを単独組織へと移行し、人事部門・健康保険組合と三者一体で協力した体制を構築して活動に取り組んでいます。
なお、取締役兼執行役常務であるサポート本部長を統括責任者としております。

組織体制

健康増進に関する全社の取り組み

毎年の経営目標に必ず健康をテーマとした活動を組み込んでおり、全従業員が参加しています。海外拠点も含め、グループ全体で積極的に健康増進に取り組んでいます。また達成度合いに応じて社内通貨であるWillが支払われ、従業員の賞与に反映されるため、一人ひとりの行動変容が促され、活動が自走する仕組みとなっています。※活動に使用するアプリは、当社で内製しています。(画像は、2023年度活動のアプリイメージ)

取り組み

「セルフケア一級」(2023年度)

日頃から自分の健康に積極的に関心を持ち、健康維持のために適切な自己管理ができることを「セルフケア力(りょく)」と定義し、それを身に付け習慣化するために活動を実施しました。食事・運動・睡眠など様々なジャンルにおける健康活動をポイント化し、部署対抗で競い合うことで、従業員同士が一体となって健康活動に取り組む雰囲気が醸成されています。

「眼の健康一級」(2022年度)

眼疾患や眼精疲労による生産性の低下を避けるべく、眼の健康を維持するための活動を実施しました。全従業員が眼の健康維持に必要な知識を習得し、悪影響を及ぼす業務や習慣への対策を考案。また、毎月セルフチェックを実施することで、自分の眼の健康度を定期的に確認しました。

過去の取り組みテーマ

「免疫力一級」(2021年度)

免疫機能とはなにかを学びながら、免疫機能を維持し、さらに高めていく生活習慣の定着を目指し活動しました。日常的な運動や食事、睡眠など健康的な習慣づくりを通じ、一人ひとりが免疫力を高めることを意識し、細菌やウイルスに負けない身体作りを目指しました。

「姿勢一級」(2020年度)

姿勢を正すこと、そして正しい姿勢を意識する習慣をつけることを目指し活動しました。まず、自身の姿勢を確認し、歪みや癖などを調べ、悪い姿勢が与える影響と正しい姿勢について学習。さらに、姿勢を良くするためのストレッチや筋トレメソッドを習得、一人ひとりが自分に合った姿勢改善の活動に取り組みました。これらの活動を従業員同士が応援し合う仕組みをつくり、挫折せずに取り組める環境としました。

「デンタル一級」(2019年度)

全従業員が口腔の健康と向き合い、歯と歯茎に関する詳しい知識を習得し、デンタル不調が及ぼす健康へのリスクを学びました。また、正しい歯磨き方法の指導を受け、社内で歯科健診をおこない、治療が必要な者には医療機関への受診を促しました。さらに、「歯科健診の習慣化」を目指し、健保組合の協力のもと、全従業員への定期的な受診を促しました。結果、早い段階での治療へとつながることで、一人あたりの歯科治療にかかる単価も減少しています。

「健康改善チーム戦」(2016~2018年度)

2015年度に取り組んだ健康診断一級をチームでの取り組みに展開しました。チームを組むことで、メンバー同士励まし合いながら、改善に取り組むことができました。また2017年~2018年度は、健康改善チームの中で、各々の健康法を紹介しあう、声を掛け合い定期的な体重測定を行う、といった活動を通し「健康改善チーム戦」をさらに活性化し、健康への意識向上を図りました。

「健康診断一級」(2015年度)

保健師による「健診結果の読み方勉強会」や「健康診断一級テスト」を受けることで、健診に関する知識を深めました。また、生活習慣病に関連する検査項目の中から、自分で改善を目指す項目を選び、生活習慣の改善に取り組みました。

そのほかの取り組み

メタボ脱出支援プログラム

健診の結果、特定保健指導基準に該当した40歳以上の従業員に対して、メタボ脱出支援プログラムを実施しています。プログラムは複数あり、活動量計を用いつつ専門家と相談しながら3か月間生活改善を行うコースや、食事を中心に生活改善を目指すコース、運動を中心に生活改善に取り組むコースなど、本人のライフスタイルに合わせることができます。

Fitbit健康促進プログラム

2021年度は、健保組合と研修部門の共同健康事業として、運動量、食事管理、睡眠状態などをモニターできる活動量計(Fitbit)を利用したプログラムを提供しています。同僚と歩数や摂取カロリー制御量を競う、睡眠スコアの向上方法を共有するなど、楽しみ、モチベーションを高めながら健康増進に取り組めるようにしています。

メンタルヘルスケア

ディスコでは体の健康だけでなく心の健康も重視しています。毎年のストレスチェックのほか、産業医や保健師への相談、社内で心療内科医のカウンセリングを受けることができます。

嘱託心療内科医 森下 克也氏

「心の病気も早期発見が大切」

ここ10年くらいで日本における心の病気は急増しています。
心の病気は特別なものではなく、誰もがかかる可能性のある病気となりました。心の病気も、身体の病気と同じく早期発見が重要です。そこでセミナーなどを通じて自分自身や周りの人に少しでも兆候があれば、上司や専門家に相談することを勧めています。
何かあれば、ためらわずカウンセリングに来てください。

禁煙対策

2017年度から健保組合と協力し、自己負担無しで受けられる禁煙支援プログラムを実施しています。
定期的に禁煙状況をトラッキングするだけでなく、一人ひとりの状況に合わせたアドバイスを行なうなど禁煙支援を強化しています。また、「禁煙ダービー」と称して禁煙に挑戦する者を募り、その出走者を社内で応援するゲームを実施するなど、禁煙の機運を盛り上げています。

運動しやすい環境作り

社内にフィットネスジムやスタジオ、プールでの専任インストラクターが運動指導を実施。
体育館やテニスコート、フットサルコート、ゴルフ練習場などを本社や生産工場の建物内に併設することで、気のあうメンバー同士が日常的に体を動かすことができる環境を整備しています。

最終更新日:2024年03月12日


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